FGO 茨木童子 酒呑童子の角
Fate/Grand Order(通称FGO)の中に登場する、茨木童子と酒呑童子の角の作り方です。
あくまで素人が趣味の範囲でなるべく【簡単・安価・作業しやすい】ことを重点に、試行錯誤した結果になりますので、プロ仕様の完成度をお求めの方は、専門の素材を使うか、プロの方に依頼するなりしてください。。
作り方が分からなくて困っている方のヒントになれば幸いです。
茨木童子:まっすぐの角に何かグルグルとしたものが巻きついてる。(適当)
酒吞童子:まっすぐの角で、きれいなグラデーションになっている。
茨木ちゃんの一番の特徴です!鬼のような角!(*´∀`*)
角の作り方のひとつに、
針金で土台を作って和紙やトイレットペーパー(通称:トイペ)を薄く何枚も重ねて作る方法もありますが、茨木童子の角をよーーく見ると、上記の方法だと仕上がりの質感が違うように思いますので、
今回は、スタイロフォームと紙粘土を使って作りたいと思います。
※ぶっちゃけ最初に製作した角は、針金で土台を作って、合皮を張り付けて塗装したのですが、太目の針金使ったこともあり、重みで安定性も悪く、即ゴミ箱行きとなりました。
▲ゴミ箱行きになった角
スタイロフォームの特徴や加工方法についてはこちらの記事で紹介しています!
準備する材料
スタイロフォーム
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お好きなサイズのものをホームセンター、通販でご購入下さい。
3㎜厚のものを使ったような記憶があります。
紙粘土
通販で買うよりダイソーなどの100均で買ったほうが安く済みそうです!
ラッカースプレー
使用する色をご用意ください!
防毒マスク
塗装をする際や、Gボンドを大量に使用する際は刺激臭が伴う為、必ず着用してください!
紙やすり
切り出したスタイロフォームを綺麗に整えるのに使います。
グルーガン
茨木童子の角の模様をつけるのに使います。
一家に一台必要な品です!
ピン
ダイソーの太いヘアピンを使いました!
なるべく太い物を使うと安定性が増します!
木工用ボンド、Gボンド、ジェッソ
下地塗装用。
今回紙粘土を盛りつけているので、Gボンドでの下地塗装でも問題ありません。
お好きなものをお使いください!
下地塗装の方法には種類がいくつかあります。
ご自身の環境や用途にあわせて使い分けてみてください。
作り方
スタイロを切り出す
スタイロフォームを作りたい角の形に切り出していきます。
だいたいのサイズでOK。少し大きめに切り出しておくと、製作する過程の中で、修正がきくのでいいかもしれないです。
▲(ユウナの杖も一緒に作ったので写ってます;)
茨木の角は割と真っ直ぐな形なので、角度をつけずに切り出しました。
カッターナイフやスチロールカッターを使って切り出します。
カッターナイフは、刃を【オルファOLFA 特専黒刃】に変えておくことを強くオススメします!!
切れ味が違います。作業がめっちゃはかどります。
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スチロールカッター(電熱線)を使うと、切り出した際に発生する
細かいクズが飛び散らないので、とても快適ですよ!
単二電池が2本必要なので忘れずに!
角の形を整える
角を切り出したら、カッターで大まかに削って形を整えます。
そのあと、紙やすりでさらに形を整えます。
※この時スタイロフォームの細かい繊維?がたくさん出ますので、
防塵マスクの着用をオススメします!床で作業する人はシート等ひいておくと、
あとで掃除が楽になります。
表面のデコボコがなくなったら、次は100均で購入した紙粘土(軽いやつ)
を少しずつ押し付けるように伸ばしながら盛っていきます。
★力を入れすぎるとスタイロがポキっと折れますので注意してください。
★なるべく綺麗に、平らにすることを意識しつつ、伸ばしたり、整えていきます。
あとから水を少量指につけてナデナデすると割ときれいに平らにできます。
私は、極力スリムな形で軽くしたかったので、薄すぎず厚すぎない程度に盛りました。
(▲途中の写真がなく、紙粘土盛った後乾燥させてから更にやすりがけした画像です)
紙粘土を盛り終えたら、つまようじや竹串に角を刺して、100均に売っている発砲スチロールのブロックにぶっ刺して乾燥させます。
夏場はすぐ乾くので1日程度でOKだと思いますが、冬場や雨の日等湿気の多い日であれば、風通しのよいところで念のため数日乾燥させてください。
さわってみて、カラカラになっていたら、再度形を整えるためにやすりがけをします。
★このあと、下地塗装→着色の流れになります。
今回のやすりがけは【綺麗に】意識して行うと、完成度に差が出ます!!
下地を塗ります
綺麗にやすりがけをしたら、着色前の下地を塗っていきます。
茨木童子:下地塗装の前にグルーガンで、角のぐるぐるを付けます。(語彙力)
グルーガンで角のまわりをぐるぐる~っとさせます。
(▲ぐるぐるを巻きつけた後、面倒なので下地を兼ねて黒ジェッソで塗った写真)
今回は、お手軽に出来る水で溶いた木工用ボンドを下地として塗ります。
(紙粘土なので、ジェッソでもGボン塗装でもOKです。お好きなやり方でどうぞ!)
紙コップに水溶きボンドを用意し、刷毛で塗っていきます。
1度塗ったら乾かして、もう1、2度重ね塗りします。
完全に乾いたのを確認したら、ラッカースプレーもしくはアクリル絵の具で色をつけます。
ラッカースプレーで塗装を行う際には必ず防毒マスクを着用し、風通しの良い屋外で行ってください!
段ボールや養生シートで塗料が飛散しないように養生もしっかりと!
お住まいの環境的に屋外塗装が難しい方は、室内での塗装がメインになるかと思います。
その場合、出来るだけジェッソ下地(もしくは木工ボンド下地)→アクリル絵の具塗装をお勧めします。
スプレーは細かい色の粒子が飛ぶので、ちゃんと新聞紙やシートで床の養生を行ってから塗装をしても壁や床にスプレーの色がついてる?!!( ノД`)という事が起きます。。
※今回外で塗装がめんどくて室内でスプレー塗装したら見事にこの状態になり、フローリングにちょっとスプレーの色がついてしまいましたorz
物が小さいし室内でスプレー塗装しても大丈夫でしょ!と思ったら、換気していても室内にシンナー臭が充満して死にかけました。。
くどいですが、塗装を行う際には防毒マスクを絶対に着用して下さい!
着色
アクリルガッシュを使用する場合は、水で薄めてしまうと発色が悪くなるので、ほぼ原液のまま塗ってください。
塗りにくい場合は最低限の水を足して、着色してください。
茨木童子:全体に黒色を塗った後、上の部分だけが赤色になっているのでうまいことグラデーションになるよう、真ん中あたりから先端に向かって、スプレーを超軽く噴射させ、シュッ!シュッ!っと少しずつ吹き付けます。(語彙力)
(アクリルガッシュの場合は、赤色を薄めて少しずつ塗りグラデーションしてください)
酒吞童子:紙粘土はすでに白いですが、念のため、白のラッカーで塗装し、先端からグラデーションになるように、茨木と同じように上手いことグラデーションになるように少しずつ塗布します
乾燥させたら、仕上げとしてクリアスプレーを吹き付けます。ツヤツヤになります。
おでこに触れる根本部分に100均で買った太いピンをGボンドで接着させて、完成です!!
ピンは先が開いているほうが上にくるように接着します。
(初代の角はグルーガンでピンを接着したのですが、案の定すぐ取れましたので、柔軟性のあるGボンドでの接着を推奨。)
※酒吞童子は太いピンで製作し、イベント中でもばっちり安定してましたが、太いピンが足りなかったので茨木だけ手持ちのアメピンくっつけたら、グラグラで安定せずイベント中大変なことになりました。。反省。
100均で売ってる太いピンがおすすめです!!
こんな感じでサイズも安定性もいい感じでした!
↓茨城童子の他の部分の作り方はこちら↓