製作日記

【アサルトリリィ】ミリアムのニョルニール(チャーム)作り方【造形】

【アサルトリリィ】【ミリアム・ヒルデガルド・V・グロピウス】の武器である【ニョルニール】を作りましたので、記録を残します。

※制作当時、諸事情でいつもより使用日まで時間がなかった為、足りないパーツや妥協した点があります(血涙)
手直ししたら改めて編集します(__)

準備する材料

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コクヨ(KOKUYO)
¥877
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・コピー用紙
普通のコピー用紙でOKです。
今回は大きいのでA3用紙だといいかもしれないです。

 

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菅公工業
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・工作用紙
設計図が出来たら、それをもとに工作用紙に清書をします。

 

 

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¥1,880
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・スタイロフォーム
メインとなる部分に使用。30㎜(3センチ)厚のものを使用。
作るサイズに合わせてご用意ください。

 

・ライオンボード(1mm、3mm)
スタイロフォームに1mmのものを張り付けて使用します。

 

 

・半円or球体の発泡スチロール
コア部分に使用。たまたまダイソーで販売されている球体スチロールがあったので、それを半分にカットして使用しました。
本当はプラスチック製の透明の球体で作りたかったところです…。
東急ハンズにたくさん売ってますので、実物見て買ったほうがいいかも。

 

・塩ビパイプ(Vp25とか太いやつ)
メインとなる素材です。作りたい大きさに合わせて長さや太さはお好みで。
今回は使用者の身長以上になるようサイズ感重視(かなりデカめ)なので、あまりに細い塩ビパイプだと強度がないのでそれなりの太さ推奨。
ホームセンターで実物見て買ったほうが失敗しないと思います。

 

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シンセイ(Shinsei)
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・園芸用の支柱
分割式の武器を作る場合にジョイント部分に使用します。
100均やホームセンターで買えます。

 

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コニシ(KONISHI)
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・木工用ボンド
接着やスプレー塗装前の下地塗装で水溶き木工用ボンドとしても使います。
今回モノがデカイ為かなり使用したので500mlサイズを1つ購入しておくといいです!

【コスプレ】下地塗装・水溶きボンド塗装のやり方【造形】ライオンボードやスタイロフォームを使って小道具を作る際、 そのまま塗装するとキレイに塗装できないので、下地塗装をする必要があるのですが...

 

 

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リキテックス(Liquitex)
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・ジェッソ
今回は水溶き木工用ボンドとジェッソを併用して下地塗装を行いましたが、ジェッソのみでもOK。
耐久度でいうと、水溶き木工用ボンドのほうが耐久値高い気がしますので、耐久度を高めたい方は木工用ボンド推奨。

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リキテックス(Liquitex)
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・モデリングペースト
隙間を埋めるのに使いました。1つ買っておくと便利です。
パテや紙粘土などお好きなものをお使いください。

 

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アサヒペン(Asahipen)
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・ラッカースプレー(シルバー、ネイビー)

 

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アサヒペン(Asahipen)
¥527
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・クリアスプレー
仕上げ用。ツヤあり、なしお好みで!

 

 

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ターナー色彩(Turner Color)
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アサヒペン(Asahipen)
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・アクリルガッシュ、ハケや筆
アクリルガッシュで着色する場合は、ハケや筆も用意ください。

 

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染めQテクノロジィ(Somay-Q Technology)
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・ミッチャクロン
塩ビなどのツルツルした素材でもヤスリがけなどの下地処理不要で、下地塗装が出来てしまう下地スプレーです!マジ便利です!1個買っておくと役に立ちます!
塩ビパイプの下地として使いました。
ホームセンターで買いましたが、取り扱いがない可能性もあるので心配な場合は事前に問い合わせるか、通販で!

 

 

道具系(持っている方はスルーOK)

メインの材料とは別で制作時に使用した道具系をまとめました。

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・カッターナイフ
カッターの刃は必ず特専黒刃に変えてからお使いください。切れ味が違います。

 

・替刃(特専黒刃)

 

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・カッターマット

 

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オルファ(OLFA)
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・カッター刃折り機
カッターの刃折りが超絶簡単&安全に出来てしまうスグレモノ。
高くないので持っていない方は絶対に今すぐ買って下さい!!

 

・紙やすり
スタイロを使う際には必ず使うので、数枚買っておくと便利。
耐水じゃなくてもOKですが、なぜか私はいつも耐水ペーパーを買ってしまいます。

 

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シンワ測定(Shinwa Sokutei)
¥280
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・L字型定規
中学生時代の工具が未だに現役バリバリです。

 

・キリ
学生時代の工具箱に入っている可能性が高いです。
塩ビパイプをスタイロに通す際、穴あけに使用。

 

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HRS
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・紙コップ
下地として水溶き木工用ボンドを塗布しました。その際に水を調整するために使用。
100均で売っているものでOK

 

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アサヒペン(Asahipen)
¥597
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・ハケ

 

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3M(スリーエム)
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・防毒マスク
ラッカースプレーで塗装する際には着用してください。
アクリルガッシュで着色する場合は不要です。

 

・チャッカマン(ライター)
ライオンボードのカドを落としたり、熱して曲げるのに使用。

 

・瞬間接着剤
ダイソーで販売されている小分けされたものが何個か入っているものを使用。

 

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アルテコ(Alteco)
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・アルテコプライマー
瞬間接着剤の硬化時間を促進します。作業時間の短縮になります

 

G17ボンド(20ml)【9179】

・G17ボンド
ライオンボード同士の接着に使用。
少量サイズがダイソーでも売られているので1つあると便利。

 

 

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JAPPY
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・養生シート
養生シートは1本買っておくと、塗装の養生以外にもウィッグカットの際にも使えます。
そのままゴミと一緒に捨てられるので便利!

 

作り方

型紙作り

まず、設計図を作ります。
コピー用紙をセロテープ等で繋げて下書き用の紙として使います。
大まかな形と各所の長さ、素材などを記入していきます。
※今回たまたまカレンダーの裏紙があったのでそれを利用しました(笑)

 

今回、意識したポイントをまとめます。

 

・原作同様ミリアムの身長以上のサイズにする。
・厚みを出したい為、スタイロを2枚重ねて貼り合わせる。

 

とにかくデカく、太く!を意識しました。
資料を拡大印刷して、それを見ながら設計図を書いていきます。

※全長サイズを失念してしまったのですが多分160㎝くらいあるかも。。
計測したら加筆しておきます(__)

ミリアムの武器は刃の中央部分が開いて変形する設定というのもあり、↑のように片側だけ型紙を作ってしまえば、左右対称なのでパーツの切り出しもスムーズに出来ます。

 

 

下書きが出来たらマッキーなど太いペンでなぞって切り出します。
それをもとに工作用紙に清書をして型紙とします。
※今回は面倒だったのでペラペラな紙のまま型紙としました←

 

 

型紙をもとにスタイロを切り出します。

 

 

 

30㎜のスタイロを4枚切り出します。

 

 

スタイロは溶剤入りの接着剤が使えない為木工用ボンドでそれぞれ接着させます。

 

 

先ほど接着させたパーツを仮で重ねて、塩ビパイプを差し込む中央部分にマーキングをします。

 

 

 

マーキングした部分から塩ビパイプを通す部分を削ります。
2枚とも同じように削ります。
T字の継ぎ手はグルーガンで接着させておきます。

 

塩ビパイプを差し込める穴を確保できたら木工用ボンドで2枚を接着します。
押さえる必要がある為、重さのあるものを手当たり次第に乗せましたw

 

 

 

接着させたら、刃紋部分を斜めにカットして、やすりで滑らかにします。

 

 

こんな感じになります。

 

 

時間がある方はとにかくやすりがけをして滑らかにしてください。
粉が飛ぶのでマスク必須。
手作業だとかなり時間がかかるので、余裕があれば電動サンダーでやすることをおすすめします…(全て手作業だったのでやすりがけだけでかなり時間を使いました、、)

 

 

やすりがけが終わりました。
赤色でマーキングしてあるところは薄いライオンボードを貼り付ける為、やすりがけしていません。

 

 

 

接着部の隙間は、モデリングペーストで隙間を埋めました。
パテや紙粘土などお好きなものをお使いください。

 

 

穴部分をくりぬきます。厚みがあるので一気にやろうとせず、少しずつやるといいです。

 

 

くりぬいたら、穴部分もやすりがけをして滑らかにしておきます。
(一番左の穴がヤスリがけ前、右3つがヤスリがけ済み)

 

 

 

しっかりとやすりがけをした後の図。

 

 

 

メインの下に来るパーツにも穴を開けます。
接着前に穴あけを忘れていたので兄に電動ドリルを借りて穴あけをしました。。
キリやカッターなどで接着前に行ったほうが楽かもしれません( ;∀;)

下部のパーツはデザインに沿って、はんだごてで線を彫っておきます。

 

 

 

仮で塩ビパイプを差し込んで、身長153㎝くらいの母に持たせた図w
かなり大きいです。

 

 

 

黒ジェッソで下地塗装をしていきます。
塗っていない部分は薄いライオンボードを貼り付けるので、ジェッソを塗っていません。

 

 

 

面ごとに少し塗っては乾燥させてを繰り返します。
一気に全て塗ることは出来ないので、日数に余裕を持って作業してください(大反省)

右側は1㎜の薄いライオンボードを木工用ボンドで張り付けてからジェッソを塗布しています。

 

※ここから追い込まれ過ぎてほぼ写真がありません( ;∀;)

 

コア部分は今回自宅にあったダイソーで売られている発砲スチロールの球を半分にカットして使いました。
ジェッソで下地塗装してからアクリルガッシュで塗装。

 

 

全てのパーツの下地塗装が終わったら、全体をラッカースプレーのシルバーで塗装してから、養生シートや新聞紙等を使ってマスキングをして、1㎜の薄いライオンボードを貼り付けた箇所を紺色で塗ります。

 

マスキングをする際は塗装職人さんがよく使うこちらの養生シート付きテープ?を使うと楽なので、1つ持っておくと便利です!

 

 

マスキングをしたので、ネイビーのラッカースプレーで全体をスプレーします。

 

 

乾燥させたらマスキングテープを剥がします。しっかり塗り分けが出来ました!

 

 

 

塩ビパイプの下地はミッチャクロンを使用。
ツルツルした素材でもやすりがけせずそのまま吹き付けて、上から塗装が可能になる便利な下地スプレーです。

ミッチャクロンを塗布して乾燥させたら、シルバーのスプレーをして塗装。

 

ニョルニールの全長が大きいため塩ビの中央で分割し、園芸用支柱にライオンボードを巻いたもので接続パーツを作りましたが、メインの刃の部分が大きく重量があるため、横にして持つと重さで少し曲がってしまうのが反省点でした。。。

気になる方は中央の塩ビパイプは分割式にしないほうがよいと思われます。

移動方法や持ち運びの関係上、分割式にしたい方は、上記の方法で分割式としてください。
横にして持たない限りはあまり目立たないので、撮影では大丈夫だと思います。

 

 

最下部の足になる部分は、ライオンボードを台形に切り出して、Gボンドで巻き付けて接着させます。(ちょっと雑にやりすぎた)

 

仕上げにクリアスプレー(ツヤあり、なし)を塗布して完成です。

 

 

 

時間がなくてパーツが足りていませんが、全体像はこんな感じです。
コア部分と足りないパーツの部分を手直ししたらまた加筆修正させて頂きます。

とにかく大きさだけは忠実に再現したかったので、全体像としては満足のいく出来となりましたー!!

あまりにも追い詰められすぎて最後の部分の写真が全然なくて申し訳ないです。。
※使用日の朝まで作業してた←

 

今後もアサルトリリィのチャームの製作予定がありますので、また完成しましたら記事にさせて頂きます。

 

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