TGS2018は念願のペルソナ5 双子看守で参加してきました!
いつも通り衣装はYUSA担当ですので、私は帽子と眼帯を制作しました。
造形を少しでもやったことのある方には、
今回の内容は「そんなん1日で作れるわ!」って内容ですので、スルーしてください。
いや、でも今回の帽子と眼帯はかなり難易度易しいと思いますので、初めての方でも作りやすいと思います。
準備する材料
・5ミリ厚のライオンボード
私は最近PH9という黒色で硬いタイプのものを愛用してます。
今回、帽子ということで硬さがほしかったので、ハードタイプのこちら使用。
柔らかさが必要なものは白色の普通のタイプのものを使います。
・工作用紙
型紙を書いて、それをもとにライオンボードを切り出します。
100均行くたびに買い足してます。
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・青い布(衣装の余り布)
衣装で余ったポリエステルツイルを使いました。レイヤーさんお馴染みの布ですね。
化学繊維でできている布は裁断したあとの端処理がライターで出来る(火であぶる)ので、時短!
(小道具などに限る)
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・黒い合皮(家に転がってた余り布)
余り布の中にたまたまあったので使いました。ちょうど2人分の帽子と眼帯作ったら無くなりました。(計算しろ)
合皮だと端処理せずにそのまま切ったり貼ったり出来るので、造形物を作るときは大活躍します。
使わなくても大量にストックしておくとラクです。
・接着剤
瞬間接着剤やGボンド、グルーガンなど。
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・ゴールドのバイアステープ
手芸品店で売っているあれです。100均だと黒や白といった色しかないので、手芸品店をおススメします。
帽子の前面しか使わないので、1つあれば十分です。ちなみに獅子王作ったときの余りを使用。
・黒いゴム紐
眼帯に使用するゴム紐。5mmの細いものを用意してください。100均にもあります。
・ゴールドの油性ペンダイソーにあるペイントマーカーというペン。
これがめっちゃ使いやすくて発色もいいので、いつも常備してます。
ご覧のとおり、今回はレイヤーの家によくある余り物でまかなえたので、ほぼ材料費かかってません!!(多く買いすぎた布や材料は決して無駄ではありません!)
作り方
まず、裁縫で使うメジャーで自分の頭のサイズを測ります。ぐるっと。
ちなみに私とYUSAでは頭(だけではない)の大きさが全然違います((^p^;))
私の場合57~58cmあったので、(デッカ)
実際にかぶる面になる直径を60cmで型紙作成しました。
ウィッグをかぶった上に帽子をかぶるので、少し余裕を持たせています。
が!ここで私は失敗を犯していました。
3、4cmくらい余裕持たせたほうがいいかもしれません!!(T_T)
最終的に、帽子のツバ部分を筒の内側から貼り付けるため、
ライオンボードの厚み分(今回は5ミリ)、直径が狭くなります。
この時、ツバを内側から貼り付けることを考えていなかったため、
完成後、頭のデカイ私はウィッグかぶってから帽子をかぶったら、
頭が締め付けられて数分で瀕死状態になりました。
レイヤーあるあるのアレです。
新品のウィッグネットやウィッグの時に頭痛くなるやつ。
頭の小さいYUSAは平気だったので、頭の小さい方は大丈夫だと思いますが、
「私ちょっと普通の人より頭大きいんだよね~;」という方は、マジで余裕持って作ってください(土下座)
ジュスティーヌとカロリーヌの帽子をよく見ると、上から下にかけてちょっと台形?というか、下のかぶる筒のほうに向かって細くなっているので、それをもとに、頭頂部の面はかぶる面の長さより数センチ大きくします。
(語彙力のなさをお許しください…)
▲サイズを測ったら、コピー用紙などのいらない薄い紙に下書きをしてテープで仮止めをしたりしてサイズを調節します。
面倒な人は最初からいきなり工作用紙に書いてもOKです。
▲コピー用紙の型紙が完成したら、工作用紙に清書します。
高さは15cmにしてみました。なぜかというと、下から5cm部分には、
黒い合皮を貼り付けて、アルファベットを書くところにする為です。
▲ここの部分。
▲工作用紙に清書が出来たら、その型紙をもとにライオンボードを切り出します。
今回は筒状のほぼ長方形(台形)?なので、定規でしっかり押さえながら、真っ直ぐ切ります。
▲切り出せたら、ライターやチャッカマンで炙って、丸みを帯びた形にさせます。
▲炙り終ったら、筒状にするため、グルーガンで接着させます。
外側からグルーガンを塗布して冷えたら、(上の写真)
補強のために内側からもグルーを塗布します。(下の写真)
▲二人分を筒状にしました。
もうこれだけで帽子っぽ・・・(くない)
▲筒状にしたら、頭頂部の面を下にして、
頭頂部を塞ぐためのライオンボードを切り出します。
ここは型紙なしで、ライオンボードにそのままペンで書いちゃっていいです。(めんどい)
ペンで直径をなぞる時、帽子の内側の直径でなく、外側の直径をなぞってください!
切り出した丸いライオンボードを頭頂部にグルーガンで接着します。
先ほどと同様に、外側と内側からグルーを塗ります。
▲気が早いですが、ツバ部分をテープで仮止めし、
実際にかぶってみましたw なんとなくそれっぽい!!
▲ツバ部分を作ります。帽子の筒口を下に置いて、
ライオンボードを下に置きます。
帽子のカーブに沿ってペンでなぞっていき、ちょうどいいサイズのツバを切り出します。
私は面倒だったのでライオンボードに直接書いて切り出しましたが、
心配な方は工作用紙を使って、サイズを何度か確認してから切り出してください。
切り出し終えたら、黒の合皮を適当にカットして貼り付けます。(写真参照)
▲黒の合皮をしっかり貼った後です。
ツバの裏側は正直あんまり見えないので多少汚くてもOKです!((*p*;))
▲帽子に青い布を貼っていきます。
頭頂部の面を青い布の上に置いて、帽子の直径をペンでなぞります。
裁断する際、ペンでなぞった帽子の直径より少し大きめに裁断します。
上の写真のように切り出します。なぜこうしたかというと、
あとで側面の布を貼るので、頭頂部の布がはみ出した部分は隠せるのです!
縫い目(継ぎ目)が上から布を貼って被せる事によって、
比較的綺麗に見せることができます!(伝わってますかね?;)
▲この部分です。
頭頂部を先に張り付けることによって、はみ出した部分は側面の布で覆って隠せます!
▲まずGボンドを薄~く帽子の頭頂部のまわりに塗ります。
▲布を貼り付けます。
▲次は側面の布を切り出して貼っていくのですが、
その前に切り出した布の端処理を行います。
普通に裁断をすると、上の写真のように繊維がピコっと出ています。
最初に材料のところでも少し書きましたが、
ポリエステルツイルなどの化学繊維で出来ている布は
火であぶることによって熱で溶けて縮むので、ライターで端処理ができます!
※綿などの素材はNGです。燃えます。
衣装制作の際にはきちんとミシンで端処理を行ったほうがいいですが、
造形や小物を作るときにはこの方法がおススメです!
…とか言いながら、修羅場になると時短のために火で端処理をするレイヤーさんは多いはず…。
▲分かりづらいですが、火で炙ったあとはピコっと出ていた繊維が、
シュっと縮れて固まりました!
▲継ぎ目が後ろに来るように、側面の布の中央部分を前面から合わせて
うまく貼り合わせてください。
上の写真は私が適当に布を切り出したら数センチ足りなかったため、
急遽小さい布を切り出して応急処置をしましたw
▲縦5cmの黒い合皮を側面の長さ分切り出して、青い布と同様に貼り付けます。
そして、帽子の前面にある金色の部分を再現するため、
ゴールドのバイアステープを切り出して貼ります。
▲ちなみに、ゴールドの部分はぐるっと一周あるわけじゃないので、
ここら辺までで、端っこを三角形になるように接着しました。
▲画像が前後するのですが、完成したツバを内側から貼り付けようとしたら、
ちょっと失敗してGボンドが上のようにビャっと出て汚くなってしまいました…。
が、この上からバイアステープを分からないように貼り付けれたので助かりました。
▲ちなみに内側からの写真はこうなっています。
双子の帽子のツバは下向きについているので、このように貼り付けました。
(内側めっちゃ汚いけど写真に写らない部分なので問題ありません!)
▲ここまで出来ましたので、あとは文字をゴールド油性ペンで書くだけです。
ちなみに私はイベント前日にホテルで本番一発勝負で書きました!(無謀すぎ)
▲1発で書いたわりには、なんとかなったのでOKとします(ポジティブ)
帽子だけでかなり長くなりましたので、
眼帯は次の記事で更新します!
これはめっちゃ簡単なので、数時間で出来ます!!