ライオンボードやスタイロフォームは、そのままでは着色できません。
出来ないこともないですが、綺麗に発色しなかったり耐久性に欠けます。
下地として何か塗ってから、その上に着色しなければなりません。
既にご存知の人も多いと思いますが、だれでも簡単に安全にできるのが、
ジェッソ塗装です。
ジェッソ塗装とは
ジェッソと呼ばれる画材の下地として使われる液体を使って、下地とする方法です。
ジェッソでの下地塗装は、衝撃や曲面に弱く、曲がったり力がかかるパーツだと
ポロポロと剥がれることが多いように思います。(個人的意見)
小物や曲がることのない装備(刀剣男子の肩防具など)には、こちらでも問題ないです。
元々、画材用具なので安全ですし簡単に室内で作業ができます。
Gボンド塗装が出来ない場合にはこちらのジェッソの使用がオススメです。
必要な道具
ジェッソ
小さい容器と大容量のものがありますが、腐るものではない(と思ってる)ので、
大きいサイズを買っておくと、こまめに買い足す必要もなく手間が省けます^^
白と黒があり、両方買っておくと使い分けが出来て便利です!
紙コップ
私はジェッソが入っている容器に直接ハケを浸して直塗りしてますが、
あんまり良くないと思うので、少しずつジェッソを紙コップに出して使ってください。
100均で大きいサイズの紙コップを買っておくといいです。
ハケ
塗装面積が大きい場合、あると便利。
100均行く時にまとめ買いしています。Gボンドと違って、ジェッソだけで使うなら、
洗って繰り返し使えるので、ジェッソ専用のハケを作っておくといいかもです。
筆
100均で売っている絵具用の筆セットで十分です。
細かい箇所を塗るときに便利。
ジェッソだけで使うなら、洗って繰り返して使えます。
やり方
まず、紙コップや綿棒の入っていた容器(私がよく使っています)などに
ジェッソを入れます。
※綿棒の容器だと洗って繰り返し使えます!ジェッソの場合限定。
そして、筆でジェッソを取り、水で薄めずにそのままライオンボードなどに塗っていきます。
コツは薄く塗り広げ、完全に乾燥させてから何度か重ね塗りをします。
塗り終えたら、その上からアクリルガッシュやラッカースプレーで着色します。
着色が終わって乾燥させたら、仕上げにクリアスプレーを吹きかけて完成です。
クリアスプレーなしでもいいのですが、塗料がそのまま露出するよりかは、
耐久性を上げるためにもクリアスプレーを吹きかけたほうが良いと私は思います!
クリアスプレーはツヤなし、ありのタイプがあるので、
作る物の質感に合わせて選んでください。
作るものが黒色の場合は、黒のジェッソを塗れば
そのまま着色する手間も省けますw(私がよくやってます)
ジェッソは刺激臭もなく、(少しジェッソのにおいはしますが)
Gボンドでの下地塗装に比べて安全、簡単に下地として塗ることができるので、小物を作る際はぜひやってみてください^^
ジェッソ以外にも下地塗装の方法があります。
素材や目的に合わせて使い分けてみてください!